大大阪の店内

 
ダイビルが建設された1925年はパリでアールデコ展が開催された年でもあり、世界のデザイン様式が古典からヌーボーそしてデコへと変遷する激動の時代でした。そのヨーロッパからの流れは海を越えてニューヨークや上海へ伝播し、猛スピードで近代化する日本でも当時の建物や工芸品そしてファッションにその影響を大きく与えました。ダイビルでは建物の外壁やエントランスホールの装飾にその潮流を見ることができます。

大大阪はもともと喫茶店だった区画をリノベーションしてあらたにオープンしています。歴史あるダイビルであるからこそ、流行のカフェではなく当時の潮流を意識したインテリアデザインをめざしました。内装は黒と金色を基調とし、食器や小物などもトータルでコーディネートしました。また店内の壁面には当時の大阪の風景や建物の写真を額にして掛けています。近頃はめっきりと少なくなった落ち着きのある喫茶店らしい喫茶店です。

このインテリアデザインを担当したのは、建築デザイン事務所アートアンドクラフト。ダイビルに惚れこんで2004年の年末に同ビルへ事務所を移転し、建物が解体されるまでの間に「より多くの人にダイビルを見て欲しい!」という想いで大大阪の運営を始めました。アートアンドクラフトではダイビルの他にも大阪都心部の建築ストックを再生させ活用するリノベーション事業を数多く実践しています。

アートアンドクラフトのホームページ
http://www.a-crafts.co.jp/


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